３月24日、今シーズン初の定例ツーリングがありました。

実のところ３月は２５日を予定していましたが、物事というものはなかなか思い通りには行かないもので、２５日は雨との予報…やむなく急遽、天気が持ちそうな２４日に変更となりました。

急な予定変更で今回は参加できなくなった人も大勢いましたねぇ〜残念！会いたい人もいたのに…（って誰？）

さて、8：30丁度くらいに国府津PAに着きますと、急な予定変更にもかかわらず、暇なメンバー達（ごめんなさい！）が集まっておりました。ありがたいことです。

バイクを降りて、すぐ目に入ったのは、なにやら、リーダーが見知らぬ女性と話されています。

う〜ん、朝っぱらからナンパか！？と思いきや、今回初参加のSNOWさんでした。なかなかファッションがおしゃれな元気ハツラツライダーです。

他、既にお見送り隊のhiroさん、朝の５時にドタ参表明の豊田くん、熱血ライダーのクドウさんがいました。ｋaggyさんは、西湘バイパスで競り合った後、私が競り勝ったので（ウソです）同時着くらいでした。しばらくすると、CB‘Sということで、志岐さんにダンさんが登場…まさか一番こなそうな志岐さんが来るなんて…そうです、こういう時は一番来なそうな人が来るものです。と、ここで未確認ながら一応全員集合ということで、出発です。

西湘を出て、そのまま箱根新道へ入ります。海沿いと違って山は少し冷え込んでいます。すれ違いざま、トラックがパッシング？kaggyさんが、「なんだろ？」気にせず進むと、また対向車がパッシング…う〜ん何かあるなぁ、と、その先のくぼみでネズミ捕りです･･･お勤めご苦労様です＆御用となったドライバーさんご愁傷様です。リーダーは「今時、親切な人間がいるとは…自分だったら絶対教えてやらない」と、トラックの運ちゃんに感心しながらも仏の遣いらしからぬ発言を。

今日は人数も少なく、初っぱななので、ペースはのんびり。私の前はkaggyさん、後ろはhiroさん、この並び、なんだか今シーズンも始まったなぁ〜と実感しました。とhiroさんは箱根峠手前で野暮用？のため離脱。

その後、十国峠を過ぎて伊豆スカ方面へ。しかしその手前でせっかく来た志岐さんも離脱。離脱して欲しくなかったのですが、志岐さんを釣る餌が思いつかないがため、諦めました。

一向は、伊豆スカをそれて11号で達磨山方面へと向かいます。

ついつい調子に乗りたくなるいつもの道ですが、久しぶりなので慎重に。無線でkaggyさんが「イチゴ狩りしない？」と冗談を。しかし何だか今日はプレイオフって感じで、イレギュラーなことがしてみたい。ということで、韮山峠ちかくのイチゴ畑で何とH&G初のイチゴ狩りです！

普段、フルーツはあんまり食べないのですが、取れたてのイチゴは瑞々しくて、すごく美味しい！イチゴと同じくらい、SNOWさんとクドウさんの笑顔が甘い〜♪そろそろ、というかとっくに肌が気になる今日この頃の私にとっては、ビタミンC補給にもなりました。ビニールハウスの外は、菜の花畑がちらほらと綺麗に咲いていました。

ちょっと長居してしまい、気分はマッタリ気味に…そろそろツーリングがどうでもよくなってきたところで（って私だけ？）、気持ちを取り戻すため出発です。

11号から韮山峠（富士見パークウェイ）に背を向けて136号へ出て、しばし南下して右折。

達磨山へと向かいます。走っていくうちに、段々と雲行きが怪しくなってきました。伊豆特有の山の天気…戸田まで抜けてしまうのかと、少しハイペースになってきたところで、kaggyさんが達磨山の休憩所に入りました。気が付くと12時を回っていたので、ここで昼食を取ることに。窓の外は、晴れていれば沼津港と富士山が一望できるところですが、雲に覆われています。天気は待ってくれません。

隣の男性陣のテーブルでは、何やら豊田くんが、よっちゃん、こと岩崎くんとの深い友情について語っています。よっちゃんの意外な素顔に皆さん、ふむふむと聞き入っています。その隣の私達女性陣のテーブルでは、クドウさんがクラブとの出会いを語り、SNOWさんが自己紹介も含めてバイクとの出会いを語ってくれたりと、初めての顔合わせにもかかわらず、和やかなランチになりました。

昼食を終えて外へ出ると、ポツリポツリと雨が…ここで予定はあってないようものでしたが、予定変更で、来た道を戻り伊豆スカ冷川ICを目指します。

しかし途中とうとう雨が本降りとなってきたので、カッパを着ます。雨の日はまず乗らない軟弱ライダーの私は、しぶしぶカッパを着ました。

冷川から伊豆スカに入ると、雨はますますひどくなりました。とりあえず亀石峠に逃げ込み、途方に暮れて休憩。しかしリーダーがなかなか来ません。そこへkaggyさんの携帯に電話が。しかしジャケットの内ポケに携帯が入っているため、カッパを着ているkaggyさんは電話に出れません…なので私がリーダーに電話を。どうやら途中でｴﾝｼﾞﾝストップになったようです。しかし私はメカニックなトラブルは分らないのでkaggyさんへ丸投げ。どうもこの雨でリークを起こしていたようです。すぐに処置を施して復活し、無事亀石峠に到着。

皆、カッパを着ているにもかかわらず、ずぶ濡れです。よく見ると豊田くんはカッパを着ていません。「なぜSERROWに大きなパニアケースが付いているのに、カッパが入っていないんだ」とか、「ヘルメットの通気抗が開けっ放しじゃないか」とか、「ニーパッド入れるところに、何でタバコが入ってるんだよ」と雨が吹き飛ぶくらいの勢いでkaggyさんが、罪の無い豊田くんを攻めています。

その横で、リーダーは窮地を克服した満足感に浸っていました。しかし、実際のとこプラグをティッシュで拭いただけだそうです…

とにかく、どんなに気分をまぎらせても現実の天気から逃れられず、一向はやむなく、雨の伊豆スカを足早に帰路へ急ぎました。バイクに乗っていると、気分だろうと、天候だろうと、良い時も悪い時もあり、またついてる時もついていない時もありますが、少なくとも全てが自分達の経験として刻まれていくものですからね、こんなずぶ濡れの春のツーリングも自然の力には勝てないなぁ、と思いつつもやっぱりいい思い出になりました。

参加の皆さん、１日お疲れさま&ありがとうございました。